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【肉付きの面】と嫁威 

先に続き、吉崎御坊と蓮如上人に関しての逸話として
  【肉付きの面】
というのをご存知ですか?


吉崎から2里(約8キロ)ほど南の十楽村(じゅうらく)に与三次(よそうじ)と清(きよ)という農民夫婦がいた。
夫婦は共に一生懸命働き、日が暮れると、毎日、蓮如上人の法話を聞きに吉崎へ通った。
無信心な与三次の母は、それが気に入らなかったらしく、ある計画を練った。
文明6年3月21日(新暦4月16日)、与三次は用事で一人外出し、妻の清が一人で吉崎へ行くところだった。
母はこれを機と思い、十楽村の春日神社の氏神に奉納してあった鬼女の面をとって、白い帷子を着て、清の帰りを十楽村より300メートルほど離れた断崖の上で待っていた。
清が有り難い法話 を聞いたその帰り(22時ほど)、突然、断崖から鬼が現れた。
鬼は「そこの女、母の言葉に改心すればその罪は許すが、改めなければ食い殺すぞ」という。
だが清は「はまばはめ、食らわば食らえ、金剛の他力の信は、よもやはむまじ」
と唱えて通り過ぎようとしたら、鬼面の母は怒り、清を谷底へ突き落としてしまった。
だが、清は仏の加護のせいか怪我一つなく帰ってしまった。
与三次の母は苛立ちながら鬼の面を取ろうとするが、面は顔の皮膚に張り付きとれなくなってしまった。そして手足までも動かなくなった。
清は家に帰り、母が不在なのを知ると心配になり、与三次と共に探しに出た。
すると、先ほどで食わした鬼が立っている。
だが、清も与三次もこれが母親だと分かり、母の手を取ると、「吉崎にいって未来の事を聞きましょう」と言った。すると今まで動かなかった手足も動くようになった。
母は自分のした行為を恥じたという。
母と与三次と清の3人で蓮如上人の所へいき、事情を説明すると、「これ、婆よ、汝のような鬼のような悪人でも、阿弥陀如来様は見捨てぬぞ、一心に仏様を信じれば救われる」と上人は言った。やがて嘘の様にすぐに面は顔から外れたという。



ちょっと怖い話ですが、「嫁威」という村が現在あり、そこに嫁を脅したという「嫁威の谷」というのもあります。
吉崎参りの時には是非寄ってみたい場所ですね。



嫁と姑の問題は大昔からあるのですね。
人類永遠の課題か?
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