
勝山市の【平泉寺】の境内では名物の青苔が雨にぬれて色鮮やかになり美しさを漂わせています。
杉の古木が立ち並ぶ境内ではオオシノブゴケやエダシノブゴケなど10種類の青苔が生えていて、じゅうたんを敷き詰めたように広がっています。
青苔はしっとりと雨にぬれて色が鮮やかになり、静寂さが漂う境内を彩っています。
また、荘厳な雰囲気の境内は杉の香りとコケの香りがほんのりと漂い、環境省の
「かおり風景百選」
にも選ばれています。
青苔はこのあとも、一雨ごとにその緑を一層濃くしていくということです
夏は本当に涼しいですよ。
さてこの平泉寺と東尋坊には深い関わりがあります。
平泉寺の黄金時代、その衆徒は「強力」で知られていましたが、その中でもひときわ悪名高かった僧が「東尋坊」でした。
衆徒たちも彼には大いに手を焼き、寺侍の覚念は東尋坊を三国見物に誘い、景色の良いところでで酒盛りをし、東尋坊が酔いつぶれたのを見計らって、覚念は彼を海中に突き落としてしまいました。その景勝地は現在でも「東尋坊」というわけです。
三国の東尋坊へ行って、勝山市の平泉寺も是非寄って歴史も偲んで下さい。
かくいう私は平泉寺に行くのは門前のソフトクリーム屋さんが目当て。
メチャメチャおいしいですよ。一度お試しを。
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